うつ病発症者の記録4
徐々に気分が上向いてきたこの記事。もう少しだけ続きます。
・2度目の復職に向けて
復職に向けて生活習慣の改善などを行っていきましたが、問題は残っていました。それは、睡眠の質が一向に良くならないということです。寝る時間に関しては睡眠導入剤を服用することで眠ることができたのですが、浅い睡眠を長時間とらないと行動できないことが多く、通常の勤務体系に耐えられる生活習慣に中々戻すことができませんでした。
この時期には精神的にはもう快復しており、問題はこの睡眠だけと感じるくらいになっていました。最終的に生活習慣を完全に戻すことはできず、休職期間満了した2019年3月から復職に向けて2月から一人暮らしの生活を慣らしていくことになります。
その後復職向けて産業医面談などもこなし生活していくのですが、精神的には快復しているはずなのに会社に向かうと気分が悪くなることに気付きます。そうして、「今の会社で働き続けることは不可能である。会社に拒否反応を起こしているのか働くこと自体に拒否反応を起こしているのか知りたい。」と考え、退職を決意します。
そして休職期間の満了と同時に退職しました。
・退職後
退職後の生活についてはその他の理由で退職した人退職せざるを得なかった人と大きな違いは無いと思います。あえて言えば1か月程度何のストレスも無い状況で転職も考えず気楽に過ごすように心がけたくらいでしょうか。
現在はハローワークに登録し、再就職先を探しながら焦らないように過ごしています。
長々と読んでくださりありがとうございました。あくまでうつ病を発症した人の一例としてこのような事例があるという風に考えていただければ幸いです。また、初めにも書きましたが、この記事を読み、早めに心療内科へ受診したりうつ病の兆候を感じ取ることでうつ病にかかる人が少しでも減ることを願います。
以上